“諺文”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おんもん33.3%
げんぶん33.3%
オンモン33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
意外にもたちまちに反響を呼び、東京の英字新聞には直ちに英訳が掲載され、京城の『東亜日報』(朝鮮語新聞)には諺文おんもんに依る翻訳が出た。
程霞生赤城、一相塘しやうたうである。しば/\長崎に来去して国語を解し諺文げんぶんを識つてゐた。「こりずまに書くや此仮名文字まじり人は笑へど書くや此仮名」
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
過去のものは、仮名で書かれた文献が主要なる資料であるが、そのほかに朝鮮人が諺文オンモンで写したものもあり、西洋人の日本語学書や日本人の西洋語学書などには羅馬ローマ字で日本語を写したものがある。
国語音韻の変遷 (新字新仮名) / 橋本進吉(著)