“スデ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:すで
語句割合
25.0%
25.0%
25.0%
12.5%
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
積悪セキアク スデ天誅テンチユウアタヒ
私本太平記:08 新田帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
古事記の「カレ高天原皆暗く、葦原中つ国スデに闇し。此に因りて常夜往く……」とあるとこよゆくもはなはだ固定した物言ひで、或は古事記筆録当時既に、一種の死語として神聖感を持たれた為に
古代生活の研究:常世の国 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
諸君もスデに承知のことゝ思ふが、この語は、大体に、二つの違つた意味を包含して居るので、その間に生じたものはさておいて、この二つについていうて見ると、やはり「眺」の意のものと
古歌新釈 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
而して其時卑彌呼スデに死せりとあり、其の往來に九年乃至十年を費せるは明かなり。
卑弥呼考 (旧字旧仮名) / 内藤湖南(著)
資本金中二万株ハスデニ三井組小野組ヨリ入社セリ、一万株即チ一百万円ハ諸君ニ応ジ分割スベシ、諸君ネガワクバ協力同心シテ共ニ洪益コウエキハカランコトヲ
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)