“シマ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:しま
語句割合
40.0%
20.0%
縄張20.0%
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
春一日 曇りとほせる夕海面ニハに、臥してしづけき初シマを 見つも
鵠が音:01 鵠が音 (新字旧仮名) / 折口春洋(著)
また周旋バカリ五千餘里といへるも、筑紫のシマにて、ほとりの嶋々かけたる程によくかなへり。さて女王國東、渡ルコト千餘里、復國皆倭種なりといへるも、大和にしてはかなはず。
倭女王卑弥呼考 (旧字旧仮名) / 白鳥庫吉(著)
他所者よそもんに、縄張シマの中で、御馳走の撰り食いをされちゃあ、他のもんの顔は、丸つぶれじゃないか」
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
フン! 他人フト辛口カラグヂきグシマネ自分のめしの上のハイホロガネガ。十年も後家立デデ、彼方アヂ阿母オガだの此方コヂ阿母オガだのガラ姦男マオドコしたの、オドゴトたド抗議ボコまれデ、年ガラ年中きもガヘデだエ何なるバ。
地方主義篇:(散文詩) (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)