“ゐしん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
維新50.0%
威信25.0%
畏心25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこで彼は、勝見の家に對しても、また父子爵に對してもむほん人となツた。父子爵といふ人は、維新ゐしんのどさくさまぎれに、何か仕事しごとをして、實際の力以上に所謂いはゆる國家に功勞こうらうある一にんとなつた人である。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
他方たはうすくなくとも我國わがくに威信ゐしんそんせんがめには非常ひじやう决心けつしん實力じつりよくとをえうするのである。
人といふものは二気あれば即ち病む、といふ古い支那のことわざにある通り(中略)宜しくたんさかんにし、飲食を適宜にし、運動を怠らずして、無所むしよ畏心ゐしんに安住すべきである。
日本大地震 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)