“ぺた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
下手80.0%
10.0%
10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
剣術はからっ下手ぺたにて、放蕩ほうとうを働き、大塚の親類に預けられる程な未熟不鍛錬ふたんれんな者なれども、飯島は此の深傷ふかでにては彼の刃に打たれて死するに相違なし
と怒鳴りつけて、厭といふ程しりぺたステツキでどやしつけたものださうだが、新太郎少将はそんなステツキを持たなかつたから城下の人達はしりぺたを叩かれる心配だけは無かつた。
笞刑は言ふ迄もなく、しりぺたを叩くので、それに用ひられるむちが新しく買ひ込まれた。
「うん。で、何だが妙竹林みょうちきりんな物を口っぺたへぶら下げてやがるから、俺あ声揚げて追っかけたんさ。するてえと——。」