“ちつきよ”の漢字の書き方と例文
語句割合
蟄居100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それからその後慶長けいちやう元和げんなの頃、京の圓光寺の長老がゆゑあつて近江蟄居ちつきよの時、琵琶湖付近の景を瀟湘八景に擬して當時の人々から詩歌などを得た。
華厳滝 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
刺戟しげきからかへるはまだ蟄居ちつきよ状態じやうたいりながら、まれにはそつちでもこつちでもくゝ/\とすことがある。そらからひかりはそろ/\と熱度ねつどして、つちはそれをいくらでもうてまぬ。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
めてからは、一日外へ出ないで、何時でも蟄居ちつきよして居るんです。
雲は天才である (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)