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ただなか
ふりがな文庫
“ただなか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
只中
55.2%
中央
10.3%
唯中
10.3%
直中
6.9%
真中
6.9%
忠脩
3.4%
正中
3.4%
眞中
3.4%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
只中
(逆引き)
曲角
(
まがりかど
)
の青大将と、この
傍
(
かたわら
)
なる菜の花の中の
赤楝蛇
(
やまかがし
)
と、向うの馬の
面
(
つら
)
とへ線を引くと、細長い三角形の
只中
(
ただなか
)
へ、封じ籠められた形になる。
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ただなか(只中)の例文をもっと
(16作品)
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中央
(逆引き)
明しつ暮しつ長き年、月日は今日にいたるまで、待てども助くる人無ければ、最早忍び兼ねて宵のほど、壁に
頭
(
かしら
)
を打砕きて、自殺をせんと思い詰め、西向の壁の
中央
(
ただなか
)
へ、ひしと額を触れけるに
活人形
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ただなか(中央)の例文をもっと
(3作品)
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唯中
(逆引き)
その名のとおり、夜の幕の
唯中
(
ただなか
)
に、
燦然
(
さんぜん
)
と
輝
(
かがや
)
く百光を浴びて城のように浮きあがっている歓楽の
大殿堂
(
だいでんどう
)
は、どこに
忌
(
い
)
むべき吸血鬼の巣があるかと思うほどだった。
恐怖の口笛
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
ただなか(唯中)の例文をもっと
(3作品)
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▼ すべて表示
直中
(逆引き)
何の
罪咎
(
つみとが
)
もない身に
一挺
(
いっちょう
)
の小刀すらも帯びぬ市民たちは、たちまち血煙立ててそこに数百人の死傷者を生じました。その
阿鼻叫喚
(
あびきょうかん
)
の
直中
(
ただなか
)
へ、騎馬兵がさらに砂塵を挙げて
吶喊
(
とっかん
)
してきました。
ナリン殿下への回想
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
ただなか(直中)の例文をもっと
(2作品)
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真中
(逆引き)
その
真中
(
ただなか
)
にただひとつ、
研
(
と
)
ぎすましたる
悲愁
(
かなしみ
)
か
東京景物詩及其他
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
ただなか(真中)の例文をもっと
(2作品)
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忠脩
(逆引き)
東西両軍必死に戦い、東軍では先鋒本多忠朝及び小笠原秀政
忠脩
(
ただなか
)
親子戦死す。幸村は越前兵に突入した。此の日諸隊躍進
何
(
いず
)
れも先駆の功名にはやり後方の配備甚だ手薄だった。
大阪夏之陣
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
ただなか(忠脩)の例文をもっと
(1作品)
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正中
(逆引き)
夕空にむらむらと
嶽
(
たけ
)
の堂を流れて出た、一団の雲の
正中
(
ただなか
)
に、
颯
(
さっ
)
と揺れたようにドンと一発、ドドド、ドンと波に響いた。
海異記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ただなか(正中)の例文をもっと
(1作品)
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眞中
(逆引き)
塵に
塗
(
まみ
)
るる草原の、その
眞中
(
ただなか
)
に
畏
(
おそろ
)
しき
有明集
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
ただなか(眞中)の例文をもっと
(1作品)
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