“そのおもむ”の漢字の書き方と例文
語句割合
其趣100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やくして各々妻にも其趣そのおもむきを云聞いひきかせ是より兩家べつしてむつましく交際つきあひけり然るに兩人の子供こども丈夫ぢやうぶ成長せいちやうなすうちはや吉三郎十三歳と成し時ちゝの茂兵衞大病たいびやうわづら種々しゆ/″\療養れうやう
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
問に只先生が參りしと申給へと云ば番人はかほ見合みあはせ先生と許ではなに先生せんせいなるや分り申さず御名前おなまへうけたまはりたしといふ左樣ならば方丈へ山内先生がまゐりしと申し給へとの事なれば早速さつそく其趣そのおもむきを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
披見ひけんに及べば此度松平左京太夫殿御病死ごびやうしの所御世繼よつぎこれ無に付ては加納將監方へおあづあそばし候徳太郎君御跡目あとめしかるべしとの事なり此儀このぎもつともの事なりとて早速さつそく加納將監へ其段申渡しければ將監かしこまり急ぎ立戻たちもどりて其趣そのおもむきを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)