“せいぞん”の漢字の書き方と例文
語句割合
生存100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたしはこんな事を問ひにつてゐました。若し人間と猩々しやう/″\と交合させたら、其間に子が出来て、それが生存せいぞんするだらうかと。まあ、兄いさん、黙つて聞いてゐて下さい。
(新字旧仮名) / グスターフ・ウィード(著)
停車場ていしやぢやう、ホテル、舞踏場ぶたうぢやう、如何なる所にてもよし、かの燦爛たる燈火の光明世界を見ざる時は寂寥せきれうに堪へず、悲哀に堪へず、あたか生存せいぞんより隔離されたるが如き絶望を感じ申候まをしそろ
夜あるき (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
みぎ現象げんしよう實際じつさい目撃者もくげきしや一人ひとり生存せいぞんなかつたわけである。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)