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すぼ
ふりがな文庫
“すぼ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
窄
75.4%
萎
7.7%
穿
6.2%
搾
4.6%
縮
3.1%
凋
1.5%
竦
1.5%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
窄
(逆引き)
干すと
窄
(
すぼ
)
まる木場辺の渋蛇の目、死んだ
頭
(
かしら
)
の火事見舞は、ついおもだか屋にあった事。品川沖の姪の影、
真乳
(
まっち
)
の
渡
(
わたし
)
の
朧蓑
(
おぼろみの
)
、
鰻掻
(
うなぎかき
)
の
蝮笊
(
まむしざる
)
。
吉原新話
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
すぼ(窄)の例文をもっと
(49作品)
見る
萎
(逆引き)
「昨日レヴェズ様が、私に公然結婚をお申し出になりました。そして、その
諾否
(
だくひ
)
を、この二つで回答してくれと
仰言
(
おっしゃ
)
って……」と彼女は語尾を
萎
(
すぼ
)
めて、あまりにも
慌
(
あわ
)
ただしい
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
すぼ(萎)の例文をもっと
(5作品)
見る
穿
(逆引き)
浅葱
(
あさぎ
)
の蛇目傘を、白い手で、菊を持添えながら、すっと
穿
(
すぼ
)
めて、顔を上げた、ぞっとするような美人があります。
菊あわせ
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
すぼ(穿)の例文をもっと
(4作品)
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▼ すべて表示
搾
(逆引き)
傘を
搾
(
すぼ
)
めながら一寸会釈して、寺の
在処
(
ありか
)
を尋ねた晩成先生の頭上から、じた/\水の垂れる傘のさきまでを見た婆さんは、それでも此辺には見慣れぬ金
釦
(
ボタン
)
の黒い洋服に尊敬を
表
(
あらわ
)
して
観画談
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
すぼ(搾)の例文をもっと
(3作品)
見る
縮
(逆引き)
是非
先方
(
むこう
)
より
頭
(
かしら
)
を低くし身を
縮
(
すぼ
)
めて
此方
(
こち
)
へ相談に来たり、何とぞ半分なりと仕事をわけて下されと、今日の上人様のお
慈愛
(
なさけ
)
深きお言葉を頼りに泣きついても頼みをかけべきに、何としてこうは遅きや
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
すぼ(縮)の例文をもっと
(2作品)
見る
凋
(逆引き)
そして、その拡がった裳裾を、傘のように
凋
(
すぼ
)
めながら、如何にもはまり込んで行くかの体で、腰を落して行ったのだ。
オフェリヤ殺し
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
と、最初は
裳裾
(
もすそ
)
が、あたかも真水であるかの如く、水面に拡がるのであるが続いてそれは、傘のように
凋
(
すぼ
)
まって、オフェリヤは水底深くに沈んで行くのだった。
オフェリヤ殺し
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
すぼ(凋)の例文をもっと
(1作品)
見る
竦
(逆引き)
昨夜見た時はぴんぴんしていた人のこの有様に、諸行無常生者必滅とでも感じたものか、
鼻汁
(
はな
)
を手の甲へすりつけながら、彦兵衛も寒々と肩を
竦
(
すぼ
)
めていた。
釘抜藤吉捕物覚書:10 宇治の茶箱
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
すぼ(竦)の例文をもっと
(1作品)
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