“じゆんやうかん”の漢字の書き方と例文
語句割合
巡洋艦100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
艦長松島海軍大佐かんちやうまつしまかいぐんたいさ號令がうれいはいよ/\澄渡すみわたつて司令塔しれいたふたかく、舵樓だらうには神變しんぺん不可思議ふかしぎ手腕しゆわんあり。二千八百とん巡洋艦じゆんやうかん操縱さうじゆう自在じざい
「ガーフ」になつかしき帝國ていこく軍艦旗ぐんかんきひるがへせるかの白色はくしよく巡洋艦じゆんやうかんは、此邊このへん海底かいていふかくして、いかりたうずることもかなはねば、あだか小山こやま動搖ゆるぐがごとく、みぎひだり漂蕩へうたうしてる。
『おー。矢張やつぱり左樣さうだつた! あの巡洋艦じゆんやうかんのガーフのはたは、帝國ていこく軍艦旗ぐんかんきであつた※。』と、かれは、いましも、輕氣球けいきゝゆうから墮落ついらく瞬間しゆんかんに、ちらりとみとめたおな模樣もやう海軍旗かいぐんき