“しんげつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
新月100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だが、アクチニオ四十五世のうしろに並んで新月しんげつを拝んでいた同形どうけいの修行者たちはただの一人も見えなかった。残っているのは、聖者ただひとりであった。
霊魂第十号の秘密 (新字新仮名) / 海野十三(著)
かまのやうな新月しんげつ物凄ものすご下界げかいてらしてたが、勿論もちろんみち案内しるべとなるほどあかるくはない、くわふるに此邊このへんみちいよ/\けわしく、とがつた岩角いはかどわだかま無限むげん行方ゆくてよこたはつてるので
うち蒼み暮れては無き西の手に早やあはあはしほそき新月しんげつ
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)