“ゆふづき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
夕月87.5%
新月12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蘿月らげつにはか狼狽うろたへ出し、八日頃やうかごろ夕月ゆふづきがまだ真白ましろ夕焼ゆふやけの空にかゝつてゐるころから小梅瓦町こうめかはらまち住居すまひあとにテク/\今戸いまどをさして歩いて行つた。
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
一時中学の書記となり、自炊生活を営みし時、「夕月ゆふづきあぢ買ふ書記の細さかな」とみづか病躯びやうくあざけりしことあり。失恋せる相手も見しことあれども、今は如何いかになりしや知らず。
学校友だち (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
新月ゆふづきさしぬ、もの
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)