“しょしょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
所生33.3%
蕭々33.3%
諸将33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其の頭陀行のうちの常乞食は、一には因縁所生しょしょうの吾が身を解脱に至らしむるまでの経程を為すのである、二には我に食を施す者をして仏宝法宝僧宝の三宝に帰依せしむ
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
掘割りにそって曲りくねった、ボルスガアドのでこぼこ道を辿ることしばし、またクニッペルスボロの橋を過ぎれば、蕭々しょしょう・貧困・荒廃が何世紀かの渦をまく寒々しい裏町アナガアドの通りだ。
踊る地平線:05 白夜幻想曲 (新字新仮名) / 谷譲次(著)
京へ凱旋がいせんしてのち、七ほんやり連中れんちゅうをはじめ諸将しょしょうの下のものへまで、すべて、論功行賞ろんこうこうしょうをやったかれにはまた、朝廷ちょうていから、じゅ参議さんぎせらるという、位官いかんのお沙汰さたがくだる。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)