“しゆはい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
酒盃66.7%
朱杯33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ヘレンがユリツシーズの酒盃しゆはいの中に、エヂプト産の妄憂薬ネーベンチーを投げたことが書かれ、ヘロドトスはマツサゲテーが大麻を燃し
毒と迷信 (新字旧仮名) / 小酒井不木(著)
「右手に聖典コーランをとり、左手に酒盃しゆはいを持ち、正と邪との間に戦慄せよ。そのごとく我らは全く信仰の徒ともまた全く不信仰の徒ともならずして蒼穹さうきゆうの下に坐すべきなり」
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
青田あをた畦畔くろには處々しよ/\萱草くわんさうひらいて、くさくとては村落むら少女むすめあかおびあつやさないでも、しぼんではひらいて朱杯しゆはいごと點々てん/\耕地かうちいろどるのである。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)