“ごめんなさ”の漢字の書き方と例文
語句割合
御免成100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御免成ごめんなされて下さりませと申ければ原田いやなにも林藏に惡事があると云ではないこれさへすれば分ることゆゑ格別かくべつあんじるに及ばずと云に女房ハイそれ有難ありがたぞんじますしか日頃ひごろからわたしが異見いけん
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
來りしやまづ此方こなた這入はいられよと云ふに初瀬留は御免成ごめんなされと戸口を入り漸々やう/\むね撫下なでおろし餘りの御懷おなつかしさに今宵こよひくるわ逃亡かけおちして此處へ來りしと物語ものがたりなど彼是なす中程なく夜もあくるにぞ喜八は起出おきいで引窓ひきまど
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
した上はさぞかし氣勞きづかれもあらう程に今宵こよひは早くやすむがよいおれも今夜は早寢はやねにせんと云ば十兵衞は然樣さやうならお先へふせります御免成ごめんなされと挨拶し臥戸ふしどへこそは入にけれ跡に長庵工夫くふうこらし彼の五十兩の金を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)