“ごどうだう”の漢字の書き方と例文
語句割合
御同道100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かへし給ふべし拙者も是より江戸見物致さんと思ふなれば江戸迄は御同道ごどうだう申べし先々まづ/\心置こゝろおきなく寛々ゆる/\養生やうじやうなすが專一なりとて眞實しんじつに申を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
『あの、わたくし奧樣おくさま日出雄樣ひでをさまとは今夜こんや弦月丸げんげつまるで、貴方あなた御同道ごどうだう日本につぽん御出發ごしゆつぱつになるさうですが、それを御べになること出來できますまいか。』とおそる/\くちひらいたのである。
何なりと片付かたづけて置れよ私しは江戸の用事すみ次第引返ひきかへ古郷こきやう御同道ごどうだう致しませうと一宿しゆくして申合せ翌朝よくてう江戸へ赴きける九郎兵衞は跡にて村役人はじめ親類へも委細ゐさい話せば皆々は厄病神やくびやうがみ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
否々少しにても疵は大切たいせつなり自然しぜん等閑なほざり波傷風はしやうふうにもならば容易ならず先兎も角も先刻の茶屋迄御同道ごどうだう申ての事なりサア遠慮ゑんりよに及ばず此駕籠このかごのられよと今惡漢どもの置去おきざりにせし駕籠を引寄ひきよせ浪人を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)