“こうえい”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:コウエイ
語句割合
後裔80.0%
光栄7.7%
康永3.1%
港営1.5%
紅映1.5%
紅纓1.5%
行営1.5%
香影1.5%
黄英1.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この女性は上古の祝融氏の後裔こうえいだといわれる家から嫁いできて、よく馬に乗りよく騎射し、わけて短剣をつかんで飛ばせば百発百中という秘技を持っていた。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
宗像加兵衛、同吉太夫きちだゆうの兄弟は、宗像中納言氏貞うじさだ後裔こうえいで、親清兵衛景延かげのぶの代に召し出された。
阿部一族 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
現在の住民を北夷ほくい後裔こうえいだと認めない以上は、そうしたアイヌ語が伝わって今に至った手順も想像してみなければならなかった。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
これから、お前が立派りっぱ音楽家おんがくかになり、えらい芸術家げいじゅつかになって、一家の光栄こうえい、芸術の光栄、祖国そこく光栄こうえいとなった時、お前が有名になった時、その時になって、思い出してくれるだろうね
ジャン・クリストフ (新字新仮名) / ロマン・ロラン(著)
同二十四年十月、予また幕末ばくまつ編年史へんねんしを作り、これを三十年史となづ刊行かんこうして世にわんとせし時、誰人たれびとかに序文じょぶんわんと思いしが、駿しゅんかたわらりて福沢先生の高文こうぶんを得ばもっとも光栄こうえいなるべしという。
このたび不意ふい殿とのさまにおいでをねがって、このうえのない光栄こうえいにぞんじましたが、まちまでちゃわんをもとめてきますひまがなかったのでございます。
殿さまの茶わん (新字新仮名) / 小川未明(著)
——そしてその清子は、この年、康永こうえい元年十二月二十三日に亡くなった。
随筆 私本太平記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
詩集には長崎に到つた時の作として、長崎二絶、港営こうえい清商館しんしやうくわん、蘭商舘各一絶がある。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
やがてさらしをはらんとする白ちゞみをさらすをりから、朝日のあか/\とさしのぼり玉屑平上ぎよくせつへいしやうつらねたる水晶白布すゐしやうはくふ紅映こうえいしたる景色けしき、ものにたとへがたし。
と、三男の祝彪しゅくひょうが、これも縷金荷葉るきんかようのうすがねのかぶとに、紅梅縅こうばいおどしのクサリよろいを着し、白馬はくば紅纓こうえいの上にまたがって、三叉さんさの大鎗も派手派手しく、部下百人の先頭に立って城門の外へ出てきた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
秀吉は天正十八年小田原攻めの時にも書を北政所きたのまんどころに送って、淀君を陣中に招いているが、今度の出陣にも名護屋の行営こうえいへ連れて行ったのである。
聞書抄:第二盲目物語 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
金釵きんさ」とか、「香影こうえい」とか、そういう漢詩に残った趣のある言葉が正太の胸を往来した。
家:02 (下) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
陶の姉は幼名を黄英こうえいといっていつもよく話をした。
黄英 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)