“がね”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ガネ
語句割合
42.1%
29.9%
16.8%
8.4%
0.9%
0.9%
0.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それから考えるとそれは当時新聞社の慣用手段のふところがねをむさぼろうという目論見もくろみばかりから来たのでない事だけは明らかになった。
或る女:2(後編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)
がねだけ見える鐘楼しゅろうの内部。撞木しゅもくは誰かの手に綱を引かれ、おもむろに鐘を鳴らしはじめる。一度、二度、三度、——鐘楼の外は松の木ばかり。
浅草公園:或シナリオ (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
後囃子あとばやしが、また幕打った高い屋台に、これは男の稚児ちごばかり、すりがねに太鼓を合わせて、同じく揃う十二人と、多一は同じ装束である。
南地心中 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
神州を守るくろがねのうきしろは、へさきに白く波をけり、わが無敵の『富士』は、翼をひろげて、凱旋の羽ばたきをするのである。
昭和遊撃隊 (新字新仮名) / 平田晋策(著)
らされた小者は、他への気がねや、きまりのわるさなど、忘れてしまっているほど、おおかめさんが怖いのだ。
無垢むく清浄しやうじやうのしろがね
全都覚醒賦 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
きけば汝は重々ぢう/\強惡がうあく言語に絶たる者なり依て吟味中入牢申付るとの聲の下より同心ばら/\と立掛たちかゝ高手たかて小手こていましめたり又ふか儀も九郎兵衞と密通に及び萬事よろしからざる致方不屆至極なり依て手錠てぢやう宿預やどあづけ申付ると有て是又手がね腰繩こしなはに掛られけり夫より大岡殿九助に向はれ其方段々だん/\吟味を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)