“おうしゆう”の漢字の書き方と例文
語句割合
歐洲100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかるに第二だいに方面ほうめんおいては、歐洲おうしゆうとくにドイツへん優秀ゆうしゆう學者がくしやおほあらはれ、近年きんねんわがくに此點このてんについてかれ一歩いつぽゆづつてゐたかのかんがあつたが、大正十二年たいしようじゆうにねん關東大地震かんとうだいぢしん以來いらい
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
これをせた書物しよもつ地震直後ぢしんちよくご出版しゆつぱんされた『千七百五十五年せんしちひやくごじゆうごねん十一月一日じゆういちがついちにちのリスボン大地震だいぢしん』とだいするもので、歐洲おうしゆうける當時とうじ知名ちめい科學者かがくしや十名じゆうめい論文ろんぶんあつめたものである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
その歐洲おうしゆうにはイタリーに四箇しこ、ギリシヤに一箇いつこ有名ゆうめい活火山かつかざんがあり、そのほかにはイスランドに數箇すうこあるきりで、北米ほくべい東部とうぶあるひ歐洲おうしゆう北部ほくぶにゐるひとには、火山現象かざんげんしよう目撃もくげきすることが容易よういでない。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)