“えみし”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:エミシ
語句割合
蝦夷55.6%
戎夷11.1%
11.1%
毛人11.1%
5.6%
蠻夷5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
馬子、蝦夷えみし入鹿いるか等の兇暴を国家のために黙視されなかったとはいえ、彼らの内奥ないおうよりの「和」をまず祈念されたのは当然でなかろうか。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
たのしみは戎夷えみしよろこぶ世の中に皇国みくに忘れぬ人を見るとき
曙覧の歌 (新字新仮名) / 正岡子規(著)
そとにえみしのうかごうを
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
さて次に毛人えみし大臣の児、入鹿臣□□林太郎が山代大兄及び十五王子らを殺したというのだが、書紀の方には皇極二年に何があったかというと、例の妖しげな前兆や天変地異の数々のほかに
ことあげて雖称ほむともつきじ月のる西のえみし大丈夫ますらおごゝろ
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
あるは木強きすぐ本性ほんじやうに潜む蠻夷えみしの幾群の
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)