“毛人”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
えみし50.0%
けびと25.0%
もうじん25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
否、ただに史前時代のみならず、雄略天皇の御事なりと解せらるる倭王武の宋に遣わし給える「国書」に、祖宗以来武をもって国を立て、東「毛人えみしを征する五十五国」とあり。
武士を夷ということの考 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
しばしば蝦夷えみし東人あづまびと毛人けびとなどと名乗つたのは、一つには、奥羽地方人の勇猛
津軽 (新字旧仮名) / 太宰治(著)
その山には毛人もうじんという者が棲んでいる。身のたけ一丈余で、全身が毛につつまれているので、人呼んで毛人というのである。