“うらには”の漢字の書き方と例文
語句割合
裏庭100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いま病院びやうゐん裏庭うらにはに、煉瓦のもとに
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
枯々かれ/″\とした裏庭うらにはて、とうさんたちは『シヨクノ』のあそびにするこまかさがしたり、それをごろのながさにつたり、べたへよくちこめるやうにさきはうとがらせたり
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
おや/\裏庭うらにはえのき大木たいぼく散込ちりこむにしてはかぜもないがと、おもふと、はじめは臆病おくびやう障子しやうじけなかつたのが、いま薄氣味惡うすきみわるくなつてこまぬいて、おもはずくら天井てんじやうあふいでみゝました。
怪談女の輪 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)