“あづまくだ”の漢字の書き方と例文
語句割合
東下100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
東下あづまくだりの路すがら、菊川きくがはの西岸に宿つて、末路の哀歌を障子に書きつけた中御門なかみかど中納言ちうなごん宗行むねゆききやうもさうである。
天竜川 (新字旧仮名) / 小島烏水(著)
東に覇府はふありてより幾百年、唯東へ東へと代々よよみかど父祖ふその帝の念じ玉ひし東征の矢竹心やたけごころを心として、白羽二重にはかま五歳いつつ六歳むつつ御遊ぎよいうにも、侍女つかへをみなを馬にして、東下あづまくだりとらしつゝ
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
俊基としもと東下あづまくだりは、私などが少年時代に
天竜川 (新字旧仮名) / 小島烏水(著)