“あつまり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
集会34.8%
集合26.1%
集會8.7%
会合8.7%
例会4.3%
団体4.3%
簇集4.3%
聚団4.3%
4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
多事多難なりける明治三十六年も今日に尽きて、今は其の夜にさへなりにけり、寺々には百八煩悩の鐘鳴り響き、各教会には除夜ぢよや集会あつまり開かる
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
まことに世の中は不幸なる人の集合あつまりと云うても差支さしつかへない程です、現に今まこゝ団欒よつてる五人を御覧なさい、皆な社会よのなか不具者かたはです、渡辺の老女さんは
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
はな遊興いうきようは日頃に十ばい仕たりける是に依て神主かんぬし共五百餘人集會あつまりさかきの枝に四手を切かけて種々と義長の惡逆あくぎやくを申立て彼を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
かも其悪魔が私の父です——今日こんにち会合あつまりは廿五年の祝典いはひでは御座いませぬ、光明ひかりを亡ぼす悪魔の祝典いはひです、——我父の打ちはす神殿の滅亡をひざまづいて見ねばならぬとは
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
過般くわはん篠田長二除名の騒擾さうぜうありし以来、信徒の心を離れ離れとなりて、日常つね例会あつまりもはかばかしからず、信徒の希望のぞみなる基督降誕祭クリスマスさへきはめて寂蓼せきれうなりし程なれば
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
この一党は何物なのであろう? いわば野武士と浪人者と、南朝の遺臣の団体あつまりなのであった。
弓道中祖伝 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
博覽會開設につき地方の人士雲の如くに東京に簇集あつまりきたるこれに就て或人説をなして米價騰貴の原因として其の日々にち/\費す所の石數こくすう
木曽道中記 (旧字旧仮名) / 饗庭篁村(著)
黄色い、新しい花穂ふさ聚団あつまり
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
他人と共ならでは立ち得ざる人は独立には非らざるなり、独立どくりつのぞむものはひとりで立つべきなり、而して独立どくりつひとあいあつまりて始めて独立どくりつ教会けふくわいもあり、独立どくりつ国家こくかもあるなり
時事雑評二三 (新字旧仮名) / 内村鑑三(著)