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『吉良上野の立場』
ふりがな文庫
『
吉良上野の立場
(
きらこうずけのたちば
)
』
内匠頭は、玄関を上ると、すぐ、 「彦右衛と又右衛に、すぐ来いといえ」といって、小書院へはいってしまった。 (そらっ!また、いつもの癇癪だ)と、家来たちは目を見合わせて、二人の江戸家老、安井彦右衛門と藤井又右衛門の部屋へ走って行った。 内匠頭 …
著者
菊池寛
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約24分(500文字/分)
朗読目安時間
約39分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
間
(
はざま
)
詰
(
な
)
費
(
ついえ
)
溜
(
たまり
)
鋳替
(
ふきかえ
)
彼奴
(
きゃつ
)
永劫
(
えいごう
)
躓
(
つまず
)
賄賂
(
わいろ
)
蝮
(
まむし
)
算勘
(
さんかん
)
白衣
(
びゃくえ
)
乱手
(
らんて
)
時分
(
じぶん
)
忙
(
せわ
)
士
(
さむらい
)
咎
(
とが
)
吝嗇
(
りんしょく
)
吝
(
けち
)
刃傷
(
にんじょう
)
今
(
いま
)
事理
(
わけ
)