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『山椒魚』
ふりがな文庫
『
山椒魚
(
さんしょううお
)
』
K君は語る。 早いもので、あの時からもう二十年になる。僕がまだ学生時代で、夏休みの時に木曾の方へ旅行したことがある。八月の初めで、第一日は諏訪に泊まって、あくる日は塩尻から歩き出した。中央線は無論に開通していない時分だから、つめ襟の夏服に脚 …
著者
岡本綺堂
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「綺堂読物集第五卷 今古探偵十話」春陽堂、1928(昭和3)年8月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約18分(500文字/分)
朗読目安時間
約29分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
落着
(
らくじゃく
)
間
(
あい
)
駅
(
しゅく
)
魚
(
うお
)
山椒
(
さんしょ
)
油揚
(
あぶらげ
)
頭脳
(
あたま
)
門口
(
かどぐち
)
鍔
(
つば
)
茸
(
きのこ
)
茎
(
くき
)
眩暈
(
めまい
)
盤台
(
はんだい
)
人魂
(
ひとだま
)
沮喪
(
そそう
)
平
(
ひら
)
山女
(
やまめ
)
姐
(
ねえ
)
姉妹
(
きょうだい
)
商人
(
あきんど
)
同
(
おな
)
午飯
(
ひるめし
)
午
(
ひる
)
題名が同じ作品
山椒魚
(新字新仮名)
/
北大路魯山人
(著)