“姐”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ねえ86.4%
あね12.6%
あねえ0.5%
アズ0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「いえ、……お恥しいわけですが、ちょっと、事情わけがあって、この春から柳ばしのおこんねえさんの家に、仕込みに預けてありますんで」
牢獄の花嫁 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
あねご、あいつは関東方で」「そうかい、それじゃア引っこ抜いてやろう」「おっとおっと今度はいけない、あのお侍さんは京師けいし方で」
娘煙術師 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
工面のよい商人か、請負師とでも一緒になって、あねえとか何とか言われて、陽気に日を送っていた方が、どのくらい気が利いてるか知れやしない。
(新字新仮名) / 徳田秋声(著)
アズ……さんモニー……逃げ逃げろ……う、う」
土城廊 (新字新仮名) / 金史良(著)