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『十二月八日』
ふりがな文庫
『
十二月八日
(
じゅうにがつようか
)
』
きょうの日記は特別に、ていねいに書いて置きましょう。昭和十六年の十二月八日には日本のまずしい家庭の主婦は、どんな一日を送ったか、ちょっと書いて置きましょう。もう百年ほど経って日本が紀元二千七百年の美しいお祝いをしている頃に、私の此の日記帳が …
著者
太宰治
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「婦人公論」1942(昭和17)年2月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約16分(500文字/分)
朗読目安時間
約26分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
滅
(
め
)
此
(
こ
)
今
(
こん
)
蓆
(
むしろ
)
有難
(
ありがた
)
林檎
(
りんご
)
烏賊
(
いか
)
煩悶
(
はんもん
)
独活
(
うど
)
瓶
(
びん
)
生憎
(
あいにく
)
目刺
(
めざし
)
経
(
た
)
暫
(
しばら
)
要
(
い
)
軒端
(
のきば
)
辛
(
つら
)
途々
(
みちみち
)
這
(
は
)
雲泥
(
うんでい
)
鞠
(
まり
)
香港
(
ホンコン
)
鰹
(
かつお
)
嘗
(
な
)
不精
(
ぶしょう
)
之
(
これ
)
之程
(
これほど
)
佳
(
よ
)
依
(
よ
)
凛
(
りん
)
勘
(
かん
)
呆
(
あき
)
呟
(
つぶや
)
咳
(
せき
)
下手
(
へた
)
噴
(
ふ
)
園子
(
そのこ
)
塩辛
(
しおから
)
大詔
(
たいしょう
)
履物
(
はきもの
)
恨
(
うら
)
息吹
(
いぶ
)
恰好
(
かっこう
)
悠乃
(
ゆの
)