トップ
>
𧞃
>
ひだ
ふりがな文庫
“
𧞃
(
ひだ
)” の例文
ゐない時は、やさしく、はにかんでゐるかと思ふと、なぜと云ふこともなく度々陰気な物案じに陥いる。ドルフが出てさへ来れば、
情
(
じやう
)
のある口の両脇に二本の
𧞃
(
ひだ
)
が出来て、上唇を上へ弔り上げる。
聖ニコラウスの夜
(新字旧仮名)
/
カミーユ・ルモンニエー
(著)