はや)” の例文
七、八両月に釣ったはやは、肉落ち脂去って何としても食味とはならない。十二月過ぎてからとった鹿は、肉に甘味を失って珍重できないのである。
季節の味 (新字新仮名) / 佐藤垢石(著)
それに鮒の卵は川魚のうち鮎やはやの卵についでおいしいのである。
釣った魚の味 (新字新仮名) / 佐藤垢石(著)