“餘裕家”の読み方と例文
読み方割合
よゆうか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
急に呑氣な餘裕家よゆうかになつた樣な氣がする。今まで脊負しよつてゐた重荷をおろしてしまつた樣な氣がする。外國じみた別世界へ來て、自分も亦別な人間の洗禮を受けた樣だ。
泡鳴五部作:03 放浪 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)