露霜之過麻之爾家礼ツユジモノスギマシニケレなどの如く、無常悲哀を暗指するやうだから、歌集の名としてはどうかしらんと云つて呉れた友もゐたが
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)