間取間取まどりまどり)” の例文
「ええ、あの方、異人の大将にごく心易こころやすい方があるんですって。ですから、あの方に紹介していただけば、間取間取まどりまどりもみんな見せてもらえるし、見晴し台へも上れるし、その遠眼鏡も、飽きるまで見せてもらえるんですとさ」
大菩薩峠:31 勿来の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)