“長霖”の読み方と例文
読み方割合
ながじけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
初冬の長霖ながじけがようやく晴れたので、どこの井戸端でもおかみさん達が洗濯物に忙がしかった。どこの物干にも白い袖や紅いすそのかげが、青い冬空の下にひらひらと揺れていた。
半七捕物帳:06 半鐘の怪 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)