鐺下こじりさが)” の例文
脇差だけ一本、蓑から出ないように鐺下こじりさがりに差し、横眼で自分の家のほうを見張っていると、やがて門の外へ娘が出て来た。
その木戸を通って (新字新仮名) / 山本周五郎(著)