野々島ののしま)” の例文
蛮船ばんせんから禁制の火薬や兵器を買いこむため、一時、蜂須賀家を利用した抜荷屋のともがらが、いまだに近海の野々島ののしま、出羽島、弁天島あたりに巣を食っていて
鳴門秘帖:05 剣山の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)