遣悶焦燥けんもんしょうそうする時に起る挙動なのです——内に燃ゆる義憤があって、その義憤が適当なはけ場を見出し得られないためしの多い米友は、常に地団駄を踏んで、わが力の足らざることを
大菩薩峠:37 恐山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)