旧字:遠國
盲僧の軍記語りの筋は、山にも里にも縁のなくなつたずつとの昔の、とつとの遠国の事実と聞きとる習慣があつたのなら、かうした事は日本国中の山家と言ふ山家に起る筈がなかつたのである。
私が大阪で育つた頃、まだ遠国歌を歌つて、小娘達が町を練り歩いて居た。此は盆の踊りの一つである。小町踊りと言ふのが此総名で、此踊りの為に日本の近世芸術は、一大飛躍を起して来たのだ。
“遠国”の意味
“遠国”の解説
遠国(おんごく、えんごく)とは、律令国の等級区分の一つである。
古代日本の律令制の下において、地方行政区画の一環として、畿内からの距離によって国を分けた。その結果、「遠い位置にある国」が遠国とされた。「近国」「中国」「遠国」の3分類の中で最も数が多い。
(出典:Wikipedia)
古代日本の律令制の下において、地方行政区画の一環として、畿内からの距離によって国を分けた。その結果、「遠い位置にある国」が遠国とされた。「近国」「中国」「遠国」の3分類の中で最も数が多い。
(出典:Wikipedia)
“遠国”で始まる語句