辛島塩井からしまえんせい)” の例文
竹田が「年殆四十、忽然有省、折節読書」と云つてゐるのは、語つてつまびらかならざるものがある。職を罷めて辛島塩井からしまえんせいに従学しようと思つてゐながら、病に罹つて死んだのは事実であらう。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)