賭物貢かけものみつぎ)” の例文
賭物貢かけものみつぎノ式」というのが、春と秋に、宮中で行われる。天皇の前で、負け組から勝組へ、罰として“みつぎ”を贈る儀式である。あとは無礼講となり、敵味方、勝敗を忘れて、大らかに飲み遊ぶ。
天皇と競馬 (新字新仮名) / 吉川英治(著)