“貫名”の読み方と例文
読み方割合
ぬきな100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今より七百十五年前、後堀川天皇の、承久四年二月十六日に、安房ノ国長狭ながさ郡東条に貫名ぬきな重忠を父とし、梅菊を母として生まれ、幼名を善日麿とよんだ。
貫名ぬきなのような人は日本における空前絶後の能書家として最も重大視され、珍重されなくてはならぬであろう。
現代能書批評 (新字新仮名) / 北大路魯山人(著)
「先祖は遠州の人貫名ぬきな五郎重実なり、平家の乱に安房国に流されたり」