豪壮絢爛ごうそうけんらん)” の例文
人に馴れない山鳩のような眼をして、おどおどと、貴賓閣に上がり、あまりに豪壮絢爛ごうそうけんらんな四壁の中におかれて、すこし頭痛でも覚えてきたように迷惑顔をしていた。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)