谷玖満子たにくまこ)” の例文
谷玖満子たにくまこ夫人は、夕方誘い合せた人々が、無事に鎮台へはいったのを見届けると、またわが家の方へ引っ返して、それから約二時間も経ってからただ一人で再び熊本城の丘を登って行った。
日本名婦伝:谷干城夫人 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その中に、鎮台司令官の夫人、谷玖満子たにくまこもいた。
日本名婦伝:谷干城夫人 (新字新仮名) / 吉川英治(著)