警戒心けいかいしん)” の例文
耳たぶ一件以来、次郎の警戒心けいかいしんは急に強くなった。たといお浜と一緒であっても、もし彼女が校門を出て南の方角に行きそうになると、彼はすぐ握られた手を振り放した。
次郎物語:01 第一部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
半分は警戒心けいかいしんもおきて、彼女は、それとなく話題をそらせた。
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)