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西脇
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にしわき
ふりがな文庫
“
西脇
(
にしわき
)” の例文
恋文というものであろうか、何やら、まるで見当がつかない。あんな常識円満のおとなしそうな
西脇
(
にしわき
)
つくし殿も、かげでこんな馬鹿げた手紙を書くとは、まことに案外なものである。
パンドラの匣
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
そんな言葉を聞くと、この人たちには秋がきびしく
沁
(
し
)
みているのだという事がわかって、ちょっと息がつまった。この助手さんは、僕と同室の
西脇
(
にしわき
)
つくし殿に、前から好意を寄せているらしいのだ。
パンドラの匣
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
同室の
西脇
(
にしわき
)
つくし殿が、いよいよ一家内の都合でこの道場を出る事になって、ちょうどその日がマア坊の公休日とかに当っているのだそうで、それで、つくしをE市まで送って行く約束をしたとか
パンドラの匣
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
西
常用漢字
小2
部首:⾑
6画
脇
常用漢字
中学
部首:⾁
10画
“西脇”で始まる語句
西脇一夫