裸足足袋はだしたび)” の例文
ふと伊東が顔を上げると、隅のテーブルで目を据えながらビールのコップを並べているのが宝沢であった。彼は黒っぽい洋服を着て、下は巻ゲートルに裸足足袋はだしたびを履いていた。
暴風雨に終わった一日 (新字新仮名) / 松本泰(著)