蛞蝓野郎なめくじやろう)” の例文
蛞蝓野郎なめくじやろう、又何か計画してやがるわい。と私は考えた。幽霊じゃあるまいし、私の一足後ろを、いくらそうっと下りたところで、音のしない訳がないからだ。
淫売婦 (新字新仮名) / 葉山嘉樹(著)