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蛁蟟
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つくつくほうし
ふりがな文庫
“
蛁蟟
(
つくつくほうし
)” の例文
蛁蟟
(
つくつくほうし
)
が
八釜
(
やかま
)
しいまで鳴いているが車の音の聞えぬのは有難いと思うていると上野から出て来た列車が煤煙を吐いて通って行った。三番と掛札した踏切を越えると桜木町で辻に交番所がある。
根岸庵を訪う記
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
子規には牛乳を持って来た。汽車がまた通って
蛁蟟
(
つくつくほうし
)
の声を打消していった。
根岸庵を訪う記
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
蛁
部首:⾍
11画
蟟
部首:⾍
18画