虚脱平静きょだつへいせい)” の例文
ついに壁を背にして仁王立ち……再び、刀をさげ体をちょくに、なかばとじた眼もうっとりと、虚脱平静きょだつへいせい、半夜深淵をのぞむがごとき自源流水月の構剣……。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)